お知らせ

高血圧症とは|原因・症状・治療・予防を解説

血圧が、慢性的に高い状態が続くと病気です。
脳卒中とか心筋梗塞など重大な合併症の原因となるため注意が必要です。

高血圧症は、血圧 130/80mmHg未満を目指します。

症状とリスク

高血圧症は、自覚のない方も多いです。
高血圧症が進行すると、頭痛などの症状になります。
高血圧症を放置すると 脳梗塞、脳出血、心筋梗塞、腎不全などを引き起こす危険があります。

高血圧症は、
本態性高血圧症と 2次性高血圧症とに分類します。
本態性高血圧症は、加齢、動脈硬化、塩分過剰摂取とか肥満、運動不足、喫煙、過度の飲酒などの生活習慣、ストレスにともなって発症します。
2次性高血圧症は、副腎疾患、腎臓病とか睡眠時無呼吸症候群などが原因となります。

検査

家庭での血圧測定と血圧手帳に記録することが大切です。 起床後1時間以内に朝食前、排尿を済ませて数分落ち着いてから血圧を測定しましょう。眠る前にも 排尿を済ませて数分落ち着いてから血圧を測定しましょう。
診察室での血圧は、緊張すると高く出ます。
血圧が高いなら、心電図検査、血液検査、尿検査をお勧めします。
2次性高血圧症を疑われたなら、ホルモン血中濃度検査を追加することあります。
心臓病を疑わるなら、心臓エコー検査をします。

治療と予防について
生活習慣を改善しましょう。規則正しい生活を送り、睡眠を十分に。
バランスの取れた食事と 塩分を摂りすぎない。6g未満
適度な運動をしましょう。 散歩とか水泳など有酸素運動、またはヨガとかストレッチ、柔軟体操も良いです。
禁煙と 過度な飲酒を控えましょう。
内服治療は、大切です。
万一、副腎に腫瘍が判明することあれば、手術をご案内します。
腎動脈狭窄症の場合には、ステント治療を案内します。

高血圧症は、自覚症状が乏しくても放置すると、後々に進行し合併症を引き起こすことがあります。
家庭での血圧を測定し、血圧手帳に記録することが大切です。
内服治療を中断すると、後日血圧が上昇することを経験します。