お知らせ

食中毒・感染性胃腸炎の主な症状と原因、予防対策について

症状と季節的な傾向
腹痛、嘔吐、下痢、発熱が主な症状です。
梅雨から夏にかけては、細菌性の感染による発症が多くみられます。

原因となる主な食品と菌
鶏肉からはカンピロバクター、サルモネラが検出されることが多いです。
魚介類や刺身からは腸炎ビブリオが検出されることがあります。
牛肉からは大腸菌(O157、O111、O26)が稀に検出されます。腸管出血性大腸菌感染症は重篤になり、溶血性尿毒症を引き起こすことがあります。

治療と予防のポイント
細菌感染症なので、基本的には抗生物質で治療します。
対策として、手洗いを十分に行いましょう。調理器具もよく洗い、特に肉汁が付着した場合は丁寧に洗浄しましょう。